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著者:文部省
出版社:大日本図書
サイズ:単行本
ISBN-10:4477003803
ISBN-13:9784477003801

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VS カワテブクロ

2022年1月 8日(土曜日) 筆者 もりたき

昨日、へんな生きもの研究所のカワテブクロが何故か荒ぶっていました(いつもより動きが活発)。

たぶん驚いたのは、同居するカルイシガニ。

普段はじっと動かないカワテブクロ先輩が迫ってくるとは…!

皆さん、ご安心を。カワテブクロの餌は海藻や有機堆積物、動物の死骸など。カルイシガニを襲って食べることは無いはず。

荒ぶっていたと言うか、ただ移動していただけなんでしょう。

それでも、カルイシガニは必死に威嚇し、カワテブクロに反撃を食らわせていました。

ゆっくりと近づく巨大なカワテブクロ先輩。

見ると、カルイシガニはハサミでカワテブクロの管足をちぎって反撃していました。

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まぁ、再生力が強いヒトデなので、全くダメージにはならないでしょうが、ひとまず、応戦できたようです。

そのあとは、両者、何事もなかったようにおとなしくなっていました。

【飼育研究部 森滝丈也】

キミの枕になりたい。

2022年1月 7日(金曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

年が明けてから寒すぎることはない日が続いていましたが、今日は寒さが増しました。

 

ツララを飼育展示している水槽には擬岩(自然を再現したような岩場)の場所がいくつかあります。

擬岩は自然の岩を模した作りですから、触るとゴツゴツ・デコボコしています。

この時期は朝の見回りの時に、セイウチたちは寝ていることが多いです。

ツララは日中お昼寝する時はツルツルの床で寝るのですが、夕方のトレーニングが終わって日が暮れていく時は擬岩の上で寝ています。

ツララ専用「枕」?

写真の左部分、赤い点線のところは凹凸で高低差があるのですが、ツララはこの部分に頭を乗せて寝ていることが多いです。

まるで「枕」のように使っています。

この向きが反対だったことは記憶にないぐらい、高確率で左が頭です。

 

水槽を設計する段階で「ここはセイウチが枕として使えるようにしよう!」と、考えて作ることはありませんので、ツララが閃いたのでしょう。

おもちゃを作る時もそうですが、彼らはボクらの想像を超えた予想外の行動をたくさんします。

そういった場面に出くわすと「人間味」ならぬ「セイウチ味」を感じます。

 

p.sこれにて、ともちゃんが勝手に始めた「飼育日記、新春7日間チャレンジ」を終了しますm(__)m

お付き合い頂き、ありがとうございました!

【飼育研究部 ともちゃん】

パラオオウムガイ№95

2022年1月 7日(金曜日) 筆者 もりたき

小学生を中心に、意外と人気の高いオウムガイですが、今、国内でなかなかその姿を見ることはできません。

2017年から国際的な商取引に規制がかかり、特別な許可がなければ輸出入ができなくなったからです(特にフィリピンの個体群が乱獲により個体数が減少したため)。今、見ることができる水族館は鳥羽水族館ぐらいかも。

ただ、そんな鳥羽でもオウムガイの展示数は寂しくなり、現在、飼育しているのは、このパラオオウムガイ№95が1個体だけ。

野生のオウムガイの寿命は20年ほどと考えられていますが(性成熟まで10数年、その後5年ほど生存)水族館にやってくるのは既に性成熟に達した個体ばかりなので、平均3年ほどしか生存しません。№95は2019年にやってきました。

これまで、数年ごとに飼育スタッフが生息地のパラオやニューカレドニアに出向いたり、現地の水族館の協力を受けて入手していたのですが、この2年ほどはコロナ禍の影響で採集には行けず…

現地の水族館スタッフもコロナの影響で外出制限があったり、天候不順が続いたり(地球温暖化の影響でしょうか)と、なかなかうまく採集できない様子。

でも、近い将来オウムガイが入手できると信じていますよ。

【飼育研究部 森滝丈也】

キャッチ&リリース

2022年1月 7日(金曜日) 筆者 おーむら

こんにちは!おーむらです!

水の回廊にいるミナミアフリカオットセイの【ひじき】

最近は、開館前のトレーニングで飼育場の外へ出る練習をしたり、拍手が出来るようになったりと出来ることが増えてきました。

そんな中最近練習中なのが、フリスビーの投げ返しです。

文字通りトレーナーが投げたフリスビーを口でキャッチした後そのままトレーナーに投げ返す種目です。

⇓練習風景がこちらです。

うーーーーん。分かりにくい。

これだとトレーナーが投げているのか、ひじきが投げているのか分かりませんねw

まだまだ練習中なのでトレーナーがキャッチ出来る確率はハーフハーフで、たまにもの凄い剛速球が飛んでくる事もあります^_^;

もっと精度が上がってきたら、Twitterに動画あげてみたいと思います!

 

夢はでっかく!!

将来的にはこの距離でキャッチ&リリース!?!?!?!?!?!?!???

 

 

【飼育研究部 おーむら】

もしかしてだけど~。

2022年1月 6日(木曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

昨年の飼育日記でポウちゃんに「水面に浮いてくださいね~(通称:浮いてね~)」と伝えるトレーニングについて書きました。

(その時の日記です→https://diary.aquarium.co.jp/archives/55056)

 

この飼育日記を書いた時は行動が完成していました。

昨年10月の「浮いてね~」。

 

目標としている行動として完成したので、トレーニングの時間にポウちゃんに「浮いてね~」を求める日も多くなってきました。

完成から約3ヶ月、現在の「浮いてね~」はこちら↓

!?!?!?

2つの写真を見比べてみると最近の浮いてね~は「右後肢を陸場に引っ掛けて(?)」いますよね?

これはどういうことなのか!?

 

もしかしてだけど~もしかしてだけど~

これって「体が流れてかないように、踏ん張っている」んじゃないの~?

と、ともちゃんは考えています。

 

ポウちゃんには「浮いてほしいこと」は伝えましたが「踏ん張ってほしいこと」は伝えていません。

ポウちゃんなりに考えて、行動を変えてきています。

1度完成した行動もアレンジしながら、セイウチの状況にも合わせていくのが理想です。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

TSA80号が完成しました!

2022年1月 5日(水曜日) 筆者 たかむら

みなさん、こんにちは。

今日は、当館の定期刊行誌【T.S.A.】(Toba Super Aquarium)の80号が完成しましたのでお知らせしますね。

TSAは年に2回発行しています。(執筆・撮影・編集はそのほとんどを当館スタッフがやっています。)

正直言うと「やっと完成したぁ~」って感じです。

毎回言ってますね…

さて、最新80号の内容をちょっとご紹介。

特集は【イロワケイルカ】です。もちろん表紙もイロワケイルカ親子です。

昨年生まれた赤ちゃんには「アース」という素敵な名前をつけていただきました。

突然ですが、皆さんは日本で飼育されているイロワケイルカの数をご存じですか?(正解はTSA特集内に)

見たこともないなぁ…って読者さんもいるかとは思いますが、ぜひこの機会にイロワケイルカの事を知ってください!

この他にも、今号も話題が盛りだくさんです。

ぜひ読んでみてくださいね。

TSAをご存じ出ない方、読んでみたいなぁって思った方はこちら↓↓↓をご覧下さい。

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では、読後の感想もお待ちしています。

【飼育研究部 たかむら】

 

マンジュウヒトデ

2022年1月 5日(水曜日) 筆者 もりたき

コーラルリーフダイビングゾーンのサンゴ水槽(E3a水槽)に可愛いマンジュウヒトデがいるのですが…

最近、このコらの食害がチラホラと目立ち始めてきました。

画像の左側、白くパッチ上になった部分がそれです。

…そう、マンジュウヒトデはサンゴを食べるのです。個人的に好きなヒトデなんですけどね。

サンゴを食べるヒトデと言えば悪名高いオニヒトデを思い出す方も多いでしょうが、マンジュウヒトデはもう少し大人しい印象。

おそらくオニヒトデよりも口が小さく(胃袋を口の外に大きく広げられない)サンゴを食べると言っても、マイルドだからでしょう(それで、まぁ大丈夫だろうと、展示水槽に入れたわけです)。

今のところ、繁殖力旺盛なチヂミウスコモンサンゴを少しだけ食べている感じ。水槽全体の景観に大きな影響はありません。

なので、その可愛らしさに免じて大目に見ています。

まぁ、今後、どうなるかはわかりませんが。

マンジュウヒトデの食べあとはいくつかあるので、探してみて下さい。

【飼育研究部 森滝丈也】

「fang」か「tusk」か。

2022年1月 5日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

セイウチの特徴と言えば、この「キバ」でしょうか。

セイウチである以上、オスにもメスにも生えてくるこのキバ。

キバ(牙)は英語で表すと「fang(ファング)」または「tusk(タスク)」です。

ひとくくりにキバと言っても色んな動物が持っていますよね?

では、セイウチのキバは「fang」?「tusk」?どちらでしょうか??

 

セイウチのキバは「tusk(タスク)」です。一体何故か??

原則的に「捕食時に使うか使わないか」で決まるそうです。

セイウチのキバは「同種間同士の闘争(誇示)」「氷上への上陸」に使用すると言われていて、捕食時には使いません。

セイウチの他にはイッカク(感覚器に使用している説があるそうです)やマンモス(誇示で使用)が持つキバも「tusk」です。

では「fang」はどんな動物のキバに当てはまるかというと、ヘビであったり絶滅したサーベルタイガーが該当します。

 

簡単に特徴と言っても、紐解いていくと視野が広がって一つ一つに意味があるものなんです。

「セイウチ=キバがある」ではなく「セイウチのキバはfang?tusk?」と疑問を持てるようになれば、セイウチ博士に1歩近づくことでしょう(^^)

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

凸ってみたモン

2022年1月 4日(火曜日) 筆者 もりたき

そう言えば、11月の生物採集で漁師さんから頂いたユウモンガニの紹介がまだでしたね。

こちらがそのユウモンガニ。まだ若く小さな個体です。決して珍しい種類ではありませんが、志摩半島の生物採集ではあまり見かけない印象。

丸みのある体と眼がなかなか可愛くて、個人的な推しガニです。

背面はこんな感じ。ユウモンは「有紋」かな?

ちなみに英名はConvex Crab。Convexは「凸状」の意味なので、おそらく背面の丸みから名付けられたんでしょうね。学名もCarpilius convexusです。

へんな生きもの研究所で飼育していますが、このコはいつも岩陰にひっくり返って(背面を下にして)隠れています。

これが若い頃の習性なのか、オーバーハングした岩があると掴まる習性なのか詳細は不明ですが、ほとんどこの格好で、岩陰から出てくることもありません。

ヒメセミエビ水槽にいるので、探してみて下さい。

【飼育研究部 森滝丈也】

誰かの心に残りますように。

2022年1月 4日(火曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

昨年の年末、セイウチふれあいタイムが終わった後にお母さんと娘さんが話しかけてくれました。

「5、6年前(娘さんが小さい時)にセイウチショーを見に来たことがあるんですが、ポウちゃんは元気ですか?」と。

 

はい!!むちゃくちゃ元気です!!!!

ちなみに6年前のポウちゃんがこちら↓

これは2016年の1月8日撮影。ボクがセイウチ担当になって半年たった頃くらいですね。

キバが短い!!体重計の板から体の3分の1がはみ出ている!!!

こうやって見てみると成長したなぁ。カメラを向けるとスッと「撮られるモード」になるポウちゃんはこの頃から健在です。

ちなみにこの時の体重は908kg。2022年1月1日現在1106kgですので、今よりも200kg軽いです。

 

6年前はまだツララもやって来ていません。

その頃のことを覚えていてくださって素直に嬉しかったのと「誰かのいつかの思い出に残っていたんだなぁ」と、感激してしまいました。

決められた時間の中でボクたちがお伝えできる彼らの魅力には限界があるかもしれませんが、これからも誰かの心にセイウチが残るような時間を提供できればなと思います!(^^)!

 

【飼育研究部 ともちゃん】